『18歳からの政治入門』を読んでみて今若い世代に伝えたいこと
以下箇条書きになります。
・大人だって、政治はわからない
大人だって何もかもわかって投票しているわけではな
い。
重要な政策もどちらがよいか判断がつかなくても投票し
ているのです。
・選挙は「どちらがよりマシかを選ぶのが有権者の仕
事」です。
・高齢者ばかりが選挙に行く→国の予算(年金11兆円、
医療11兆円、介護3兆円(全体の4割を占める))が高齢
者に手厚くなる→若い世代の負担が増える。
のお年寄りは63%、20代で選挙に行った人は36%
・高齢者に30年後、40年後のことを考えろといっても無
理がある。一方、若者は30年先、40年先のことを考えら
れる。→目先のことを考えるのは高齢者には無理があ
る。今の若い世代が自分たちでこれからのことを考えて
いかなければならない。
・選挙が近くなると、増税(8%から10%に引き上げな
ど)を先送りにしたり、高齢者の負担が増えたりするこ
と(病院の窓口で支払う負担額を増やすなど)を避ける
傾向にある。
↓
政権は目先の選挙を考えた政策を打ち出し、有権者もそ
の目先の政策を受け入れて投票する___最近の選挙で
目立つのは政治家と有権者のこんな関係です。
↓
長い目で見ると消費税や高齢者の窓口負担を増やすのを
先送りするのに簡単には賛成できない。今、負担を増や
さなければ、自分たちにツケが回ってくるかもしれない
から。
・政治はなかなか変わらないのは確かです。だけど、変
わるときはあっさり変わるのも政治です。自分ひとりが
選挙にいっても何も変わらないと思う気持ちもわかりま
す。
ただ、今の選挙の仕組みを考えると、世の中の人達の
考え方が2~3割ほど右から左に動けば、一気に政権が変
わるような仕組みになっています。
自分も含めた18歳から20代、30代の若い世代が投票を
することが大切です。
もちろん、高齢者の方を蔑ろにしていいといっているわ
けではありません。
ただ、自分たち若い世代だけが後々になって苦しむ必要
なんてないはずです。
高齢者と若い世代が話し合い、お互いに少しだけ痛み分けをするだけでいいんです。